ぷちぐれん日記

When life is gives you lemons, make lemonade~超気まぐれ日記

レオくんのこと。

私が前の家から引っ越さなかった、引っ越せなかった理由の1つにレオくんの事があります。

レオくん私に甘々になってくれたんだけど基本人間嫌いなところは変わっていなようで
抱っことかキャリーに入れるとか無理なんです。

でも引っ越しとなったらキャリーに入れなきゃいけない・・・
そんなの無理・・・・と諦めていました。

ところが去年の9月、下の住人が変わった事で私の身に悲劇が起きました。
ブラジル人の朝昼逆転した生活サイクルのゲーマのようで
一晩中大音量のゲーム音が鳴り響くようになってしまったんです。
毎日です。

警察を呼んでも管理会社に対応をお願いしても一旦は静かになるんだけど
数日たつと元に戻るの繰り返し。

警察に5回、管理会社に2回連絡した辺りで私も疲れ果てました。
2ヶ月我慢したけど限界でした。

睡眠不足から体調を崩し食事もとれなくなり
このままでは鬱になってしまうと引っ越すことを決心しました。


その日からレオくんにご飯を出す場所はキャリーバックの一番奥。

それを見ただけで『シャーッ』と威嚇してご飯を食べようとはしませんでしたが
そこは食いしん坊の弱いところで
不審に思いながらも恐る恐るキャリーの中に入ってご飯を食べるようになりました。

それをずっと繰り返して安心させ、何となく扉を閉める練習もしました。


そしてレネコ達だけの引っ越しの当日
レオくんに不穏な気配を感じさせたら失敗すると思い
一番最初にレオくんを連れて行こうと決めていました。

キャリーの扉を閉めた時どんな反応するのか
想像しただけで心臓が飛び出そうなくらいバクバクでした。

今まで聞いたこともないような声で叫ぶのが
それとも恐怖で固まるのか・・・

実際に扉を閉めた後は何の声を発することも無く固まった状態でした。
そこから車で移動して新居のネコ部屋で扉を開けてレオくんが部屋に入ったら
他のネコ達を移動する段取りでした。

ネコ部屋には事前にネコが隠れる場所としてこたつを準備しておいたので
私の予想ではキャリーの扉を開けたら一目散にこたつに潜り込み暫く動かない感じかなと思ってました。

そしてネコ部屋に入ってキャリーバッグの扉を開けた後のレオくんの反応は・・・
いきなりキャリーに閉じ込められてパニックになり準備したこたつなど全く見えていないようで
部屋の壁を水平にキックし続けました。

新居はペットがクロスを傷つけても全部張替えをしなくてもいいように壁の真ん中あたりに木の仕切りが
あるんだけどその枠を遥かに超える高い位置でのキックです。

壁を水平にキック、キック、キック、キック
一旦床に降りて
また水平にキック、キック、キック、キックを何度も繰りかえすレオくんを見て

こ、こまでパニックになるの・・・
あ、あまかった・・・

私もパニックというかどうしていいか分からずただただ茫然と眺めていました。
この先どうなっちゃうの・・・
いつまで続くの・・・と不安になり始めた頃
レオくんも疲れたのかようやくこたつの存在に気付いたようで
こたつに隠れてからは出て来ませんでした。

私の想像をはるかに超えるパニックぶりに正直疲れ果てたけど
なるべく今までと同じ状態で過ごせるよう同じ日にネコ達を全員移動させなきゃと
それから4往復してなんとか無事ネコの引っ越しを終えることが出来ました。

レオくん以外はリーナがぎゃん鳴きしたくらいで大人しく移動してくれました。


レオくんはキャリーに閉じ込められたのが相当怖かったらしく
こたつに隠れてから丸4日間、飲まず食わずでこたつ布団からお尻が半分出た状態で微動だにしませんでした。

死んじゃうかもと本気で心配したけど
5日目にはご飯を食べるようになり、だんだん慣れてくれ
今は元気に過ごしてくれてます。

今回引っ越しして分かった事。
レオくんが居る間は2度と引っ越せない。

引っ越すつもりもないけどね~

今はこんな感じで寛いでくれてます。

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よかった、よかった‼