本番後、初めてのお稽古でした。
先生に聞いて頂きたい事が山ほどあったし
留袖の着付けがしたかったのでとっても心待ちにしていたお稽古の日でした。
本番で着付けをする更衣室が狭かった事や、着物の丈が長かった事
帯の素材もいつものものよりとても柔らかくてしかも長くて苦労した事など
いろいろ聞いて頂きました。
実はお義姉さんの着付けが終わって更衣室から出ようとした時
全然知らない人から『着付けをされる人なんですよね？私の着付けを見てください』と言われました。
お義姉さんと会話しながら着付けをしていたのでそれを聞いて声をかけたみたいでした。
『え～っ、私ド素人ですから』と言ったんですけど、
自分で気着けられたようで自分ではよく見えない帯の出来栄えが気になっていたようなので
私が分かる範囲で一応見させて頂いて特に問題なさそうだったので
『ちゃんと出来ていらっしゃると思います。』と報告しました。
(会話が聞こえていたならど素人だって分かると思うんだけど・・・。)
この事も先生に話したら現場では着付けが出来ると分かると
全然知らない人でも『ヘルプに入って』と言われる事があるとおっしゃっていました。
そんな長ーい報告の後いつものように2回着付けを行いました。
でも写真を撮ったのは2回目だけです。
本番より上手く出来たと思います。かかった時間は30分。
本番でもこれくらいの出来栄えだったらよかったのにな。
着付けが出来る人は初めて会った人に初めての着物や帯でキレイに気着けるんだから
スゴイと思います。
その難しさを改めて感じました。
私の場合、事前に本人で練習出来たんだから恵まれた条件だったと思います。
もう少し留袖を練習したいと先生に言ったら『もう問題無いから次へ進みましょう』とおっしゃったけど
次って何をするのかな？
