今回のお稽古はお太鼓柄の帯と銀座帯を練習しました。
お太鼓柄とは帯の背のお太鼓の部分と、帯の前の胴部分にだけ 模様がついている帯柄のことで
帯全体に柄があるものに比べると柄合せが難しいです。
体型によっても柄の出方が変わるし、本人の要望もあるし・・・。
お太鼓柄は以前にも練習した事があるので
今回で2回目です。
今回は柄が帯の中心にくるように帯を締めました。
以前は柄を中心に持ってくるのが主流だったそうですが
最近は左右のどちらかによせる事が多いそうです。
この着物は前回の優しい色合いの帯を合せた時はとても女性らしい雰囲気の仕上がりでしたが
今回のキリッとした帯に合せたらちょっと粋な感じになり随分雰囲気が変わりました。
帯は順調に進んでいたんだけど
最後の仮紐をほどく順序を間違えてしまってお太鼓が少し緩んでしまいました。残念
続いて銀座帯です。
銀座帯は初めてです。
にも関わらず先生から本を見て自分でやってみてと言われました。
『本を見て出来るようになればどんな帯でも出来るようになるから』って。
がんばりましたよ～。
前からの見た目は普通のお太鼓帯と変わりません。
後ろから見ると・・・
お太鼓の位置が少し低くてお太鼓の下の方が膨らんでいます。
本当は膨らんでいるところから手が出る予定だったんだけど
この帯は長さが短いようで手を出すことが出来ませんでした。
それでも粋な感じの仕上がりになりました
名前の通り銀座のクラブのママとかが似合いそうな雰囲気でした。
若い子がやっても可愛らしくなるそうです。
一応本を見ながらがんばったんですが
やっぱり躓いちゃって先生に助けてもらいながらの帯でした。
でも何となく本の見方も分かった気がします
次回は今まで習った事を先生のアドバイス無しでやるんだって。
何処まで出来るか自分でも楽しみです
