ぷちぐれん日記

When life is gives you lemons, make lemonade~超気まぐれ日記

せっかちなピンキー。

ピンキーってこんなにせっかちな性格だっけ。
まだ6年と7ヵ月しか生きていないのに天国へ逝ってしまうなんて。
 
2014年2月14日 午前2時頃
ピンキーは天国に旅立ちました。
 
リンパ腫の癌でした。
 
11月の中旬頃のある夜、ピンキーの額にこぶのような膨らみがある事に気付きました。
翌日病院で診てもらったところ、血や膿が溜まっている訳ではない、
悪性が良性か分からないけど腫瘍と思われる
額は肉がなく骨と皮だけなので縫合が難しい為手術も難しい、というような説明を受けました。
 
はっきりした原因は不明のまま注射や飲み薬の治療を3週間程続けたけど
額の腫れはどんどんひどくなるばかり。
最初は腫れがあっても元気だったピンキーもだんだん元気が無くなって来て
このままこの病院でいいんだろうかと不安になり
以前、行きつけの美容院の美容師さんがいいと言っていた病院に連れて行ったところ
これは場所といい(腫れがどんどん大きくなるスピードから)かなり厄介な癌だと、
すぐに切除が必要とのことで12月9日に手術を受けました。
 
そして額の腫瘍は可能な範囲で切除はしたけど
頭蓋骨まで進行していて骨が融解している状態な事、
取り切れなかった腫瘍がまた腫れてきて額がいつ破裂してしまうか分からない事
(私の)期待には添えないかもしれないと説明を受けました。
 
腫瘍を切除してもらい久しぶりに額がペチャンコになったピンキーの顔を見てホッとしたのもつかの間
先生の説明通り額の腫瘍はすぐに大きくなり始めました。
 
腫瘍を切除した段階ではピンキーの癌の種類が分からない為
どの抗がん剤が合うのか分からないので抗がん剤は使えないという事で
癌の種類が分かるまではインターフェロンの投与で治療を続けました。
 
そして12月28日にやっと切除した腫瘍の組織検査の結果が届きリンパ種のガンと判明し
抗がん剤での治療が始まりました。
 
先生からはリンパの癌は全身に広まってしまう為完治は無理との説明を受けました。
 
完治は無理かもしれないけど
腫瘍にあった治療をすれば少しは回復してくれるんじゃないかと期待をしたけど
腫瘍が本当に強力で額の腫れはどんどん大きくなるばかり。
手術で額を切ってるからいつ額が破裂してしまうのか心配でたまりませんでした。
 
その為抗がん剤も普通より間隔を短くして投与したり
別の抗がん剤も合せて投与したりして対応して頂きました。
 
病院の先生もとても親身になってくださり
遠方の24時間体制の癌専門の病院への転院の話や
特別な医療器具を使った治療方法を調べてくださったりしたのですが
ピンキーの場合、とにかく癌の出来た場所が悪い為出来る事が限られるとの事でした。
 
私は今まで通り同じ病院で診て頂きたかったのでそのまま治療をお願いしました。
 
ピンキーもとてもがんばってくれていい子にしててくれたので
治療はちゃんと受けられたし、薬もしっかり飲んでくれてたお陰で
ある時から癌の進行が収まってようで額の腫れも少しへこんで来てました。
 
血液検査の結果もまあまあ良好で
この状態を保ってくれたらと願っていたのですが
2週間後に受けた血液検査の結果がとても悪化していて
腎不全と貧血を発症しているとの事でした。
 
抗がん剤の副作用でよくある事だそうです。
 
その数値を聞いてからのピンキーはみるみる弱って行きました。
そして最期は心不全で亡くなりました。
 
 
こんなに早くピンキーと別れる日が来るなんて思わなかったけど
ずっと治療を受けてきたピンキーもやっと楽になれたのかなと思うと私も少し気が楽になります。
 
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ピンキー、辛い治療がんばってくれてありがとね。
 
そして私のところに来てくれて本当に、本当にありがとう。