ぷちぐれん日記

When life is gives you lemons, make lemonade~超気まぐれ日記

プッチが病気になった日

プッチが家に来て数ヵ月経った頃、妙な行動をしているのに気が付いた。
トイレを済ませてもまたすぐにトイレに座っている。
こんな事を何度も繰り返していた。どうみても様子がおかしい。
オシッコが上手く出来ていないみたい。
もし予想通りなら自然に治るとは思えないし
時間が経って悪化しては困るので病院に連れて行く事にした。
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診察の結果やはり尿道が詰まっていてオシッコが溜まっているそう。
一週間くらい薬を飲みながら治療用のキャットフ-ドに変えれば大丈夫と言われた。
「大事に至らなくてよかった~」とホッしていた時獣医さんが
「こうやって薬を飲ませてください」と言いながら
片手でプッチの頭を固定し少し上を向かせ口を開けさせた後
もう片方の手で薬を舌の奥の方に置いた。

「はっ?」目が点になった。
「私がそれをやるの?」

プッチと暮らすまで動物と深く関わった事のなかった私は
プッチを撫でる事が出来るようになるのさえ時間がかかった。
初めの頃は私が近づくと「シャー、シャー」と威嚇したので恐くて触れる事も出来なかった。
時間をかけてやっと触れるようになり撫でられるようになり
なんとか抱っこらしき事も出来るようになったけど
今回病院連れて行く時もキャリ-バックになかなか入れられない状態。
入るまいとバックの入口で必死に踏ん張って抵抗するプッチを
なんとか押し込んで入ってもらった。

そんな私がプッチの口に直接薬を入れるなんて!しかも口の奥。
絶対無理!!!
獣医さんに「キャットフ-ド」に混ぜちゃダメですか?」と聞いてみた。
すると「食べてくれればそれでもいいですけどたいていの子は敏感で感づいちゃいますよ」と言われた。
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病気を治すには薬を飲ませなきゃ。
家に帰ったら私ひとり。誰かに手伝ってもらえる訳でも助けてもらえる訳でもない。
私がやるしかない!
決心はしたもののやっぱり不安。
そこで獣医さんに見てもらって練習することにした。プッチを練習台にして(ゴメン!)。
2、3回やってみたけどどうも上手くいかない。
獣医さんも不安に感じたのか「支える手と薬を飲ませる手を変えてみてはどうですか?」と
アドバイスをくれた。するとそれまでに比べるとだいぶスムーズにできた。
まだ不安はあったけどいつまでもネバる訳にもいかないのでお礼を言って帰ってきた。
薬は朝晩食前に2回。どうかちゃんと飲ませられますようにと祈るような気持ちだった。

がんばって挑戦してみたところ
獣医さんのようにスムーズにはいかなかったけど
なんとか飲ませることが出来た。
プッチもちょっと嫌がったけどおとなしくしてくれてた。
何度か重ねるうちに薬の投与も上手になり気にならなくなった。
吐き出してないか毎日チェックしたけど大丈夫!
一週間後にはすっかり完治していた。

男の子はこの病気になる可能性が高いそう。
キャットフードのマグネシウムの含有量が影響するんだって。
今は、再発しないように低マグネシウムのものに切替えて
毎日元気に遊んでる。よかったね、プッチ!