ぷちぐれん日記

When life is gives you lemons, make lemonade~超気まぐれ日記

転院しました。

腎不全で通院中のリーナとケリー5月1日に転院しました。

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長い間お世話になっていた病院だったけれど
今回のリナケリの腎不全での治療を受けるようになり
私の中で『他の病院ではどうなんだろう…』という気持ちが
少しづつ大きくなり以前ピンキーがお世話になった病院に
それとなく状況を聞いてもらったところ、その病院にお世話になった場合の
対応状況を教えてくださいました。

それをお聞きして思い切って転院してみよう!と決心しました。

腎不全の仔の対応としては飲めれば飲み薬(ラプロス、セミントラ)
と皮下点滴で内容自体は殆ど変らないんだけど
皮下点滴の量と頻度が全然違いました。

以前の病院は皮下点滴を毎日250ml
点滴の後は20分くらいのマッサージが必須だった為
毎日リナケリの点滴に1時間以上かかっていました。

このペースを保つには
経済的にも体力的にも精神的にも厳しいものがありました。
これは転院を考えた大きな原因にもなっていました。

現在お世話になっている病院ではネコに250mlの点滴をすることは無いとの事
量が多すぎるとの事でした。
今はほぼ半分の量でいいとの事なので500mlの点滴液で4回点滴が出来ます。

ケリーはクレアチンの数値が高いので、毎日点滴した方がいいとの事でしたが
リーナはクレアチンの数値が低かったので今は3日に1回の点滴で対応しています。

点滴の頻度と量が変わってもリナケリは元気に過ごしてくれています。

更にリーナは3日に1回から4日に1回に減らす方向で
ケリーも1週間に1回くらいはしなくてもいいと思うと先生に言っていただきました。

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私も点滴にはだいぶ慣れてきたけれど
ノー点滴デーが作れればホントにうれしいです

ケリーは毎回点滴の前にめっちゃ怖い顔で私を睨むので
ケリーにとっても嬉しい事だと思います。

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そしてもう1つ大きな変化がマッサージ。
以前の動物病院では皮下点滴の後はマッサージをしっかりしてあげないと
時間が経つと液が固まってネコが痛がるからと必須でした。
実際マッサージをちょっと手抜きして短めに済ませた日は
後で体を触っただけでものすごい勢いで怒られました。
なので嫌がるネコを宥めながら20分くらいはマッサージしていました。

ところが今の病院ではマッサージは要らないとの事。
ホントに大丈夫かな~と半信半疑だったのですが
ホントにマッサージしなくても全然痛がりませんでした。

この違いは点滴を打つ場所にありました。

以前の病院は体の真ん中あたりの背骨から少し外れた所と指示をされ
分かりやすいようにとその辺り両側2箇所をバリカンで毛を刈ってくれました。
その辺りに針を差し、点滴の後はお腹の辺りに溜まった液を背中の方に流すようにマッサージをしていました。

今の病院は首の付け根の辺りに針を差しマッサージはなし。

2匹点滴しても30分もかからなくなりとっても楽になりました。

前の病院で点滴、マッサージのレクチャを受けた時
「病院によってはマッサージしないところもあるんですよ~」と看護師さんに言われ
そっか、ここの病院は対応が丁寧なんだ、と思い頑張っていましたが
今となってはわざわざマッサージが必要な場所に針を差し
ネコにとっても私にとっても苦痛な作業を増やしていただけだのでは、と思っています。

病院にはそれぞれ考えがあっての事だとは思いますが
私は今の病院に変わって何もかも楽になり
ネコ達も安定してくれているのでホントに良かったと思っています。

1月から4月まで「テンパってた」という言葉がピッタリの私でしたが
今は先生が毎回親身になって相談に乗って下さるので
やってる事やネコ達の状態はそんなに変わらないのに
私の気持ちはとても楽になりました。

ネットで調べても
腎不全の場合は皮下点滴と飲み薬で対応するしか無いようなので
やることが同じなら病院変えても意味無いかな
面倒な思いするだけかなとも思ったけど
そんな事は全然なく、本当に転院してよかったです。

腎不全は長く付き合って行く病気なので
信用出来て頼れる病院を見つけることは大切な事だと思います。

さっ、今日も点滴がんばろっと!